経歴

私の学生時代はいたって普通で特に目立つものもなくて、勉強の成績も普通でしたね。趣味は魚釣りで、オートバイや車にものすごく興味がありました。16歳のときに自動二輪の中型免許をとって400CCのバイクを乗り回していました。その頃はとにかくオートバイが大好きで、当時はオートバイのレーサーになることが夢でした。

会社の主な業務内容は何ですか?

牧野自動車整備有限会社代表の牧野昌敏と申します。弊社は宇都宮の北部にある田んぼの中で自動車整備業を営んでおります。1943年10月の創業で、今年で54年目になります。自動車整備業をメーンとして車検整備修理新車中古車の販売、各種保険の取り扱い、自動車の板金塗装などを行っております。最近では内装のクリーニングも始めました。 弊社は地域に密着した小回りのきく自動車の専門店です。昨今いろいろな車が出てきており、近い将来では電気自動車が主流となると言われています。弊社では多様な種類の自動車と呼ばれるものを取り扱えることを目指しています。 スタッフ数は計5人。私をはじめ、自動車整備担当の者が二人、自動車板金担当一人と事務員一人で営んでおります。

好きな言葉、座右の銘などはありますか?

正直ないです(笑)。ないですが、仕事をしていく上で多くの人と知り合い付き合っていく上で「人に親切にする」ということは必要だと感じています。 困っている人がいれば助けてあげる。その行動がいつしか「牧野さんのところでは車検やってるの?」「ここは修理したほうがいいかな?」と頼ってもらえて仕事を依頼される関係性を築き上げていくのではないかなと思います。

リーダーとして一番大切にしていることはどんなことでしょうか?

初対面の方に対する第一印象を大切にしています。一番初めにお会いした時に、その人に対するイメージが固まってしまうと思うんですよね。だから自然に目と目を合わせて、それで笑い合えるようなフィーリングを大切にするようにしています。従業員にも「第一印象を大切にするよう常に心がけるように」と話しています。

会社の代表としてまた企業として、日々果たすべき使命はどんなことだと感じていますか?

弊社は創業54年。たくさんのお客様に助けてもらってきて今に至ります。健全な企業として、地域貢献のような恩返しをしなくてはいけません。 最近は、地域のわんぱく相撲大会のスタッフとしてボランティアをして子どもたちと一緒に楽しく汗を流しています。

事業を行う上で社内で大切にしていることはありますか?

いつも笑いの絶えない職場でスタッフ全員が仕事に従事できるようにと思っています。

他社に負けない強みはどういったところですか?

社内で自動車修理のすべてを対応できるというところがウチの強みですね。 最近は手伝ってくれるスタッフに鍵屋さんがいて、ほとんどの車の合鍵の作成が可能です。町工場としてこの場所で、車に関する全てのご相談に対応できるような用意はしているつもりです。

今後のビジョンはどのように考えていらっしゃいますか?

現在クルマの時代というのは端境期を迎えています。自動車の燃料と言えば現在は化石燃料を使ったガソリンと軽油が主流ですが、最近では蓄電池を利用した電気自動車が身近になってきました。化石燃料を使ったエンジンをレシプロエンジンと言いますが、そのレシプロエンジンはCO2(二酸化炭素)、HC(炭化水素)の排出が多く、地球温暖化の一因となっています。そのため世界中でレシプロエンジン廃止の方向へ動いています。今後、世界中が電気自動車にシフトしていき、ガソリン車は減っていくでしょう。そこで弊社でも新しい時代に対応できるように、スタッフ一人一人のスキルアップをサポートしていく体制を整えていくつもりです。

一緒に働くスタッフのために力を入れていることはありますでしょうか?

急に車が動かなくなったり事故を起こしてしまった時など、お客様が困ったときに即座に対応できないと自動車整備業は成り立ちません。弊社のスタッフは月曜日から土曜日までの勤務で、私も基本的に会社に常駐しています。 現在はスタッフのワークライフバランスを考慮し、就業時間の見直しや社内の体制強化に力をいれているところです。

どういったスキルを持っていると御社での活躍が期待できますか?

必須スキルとして「自動車整備士免許」は必要になってきますね。自動車整備の技術、知識も必要ですが、常に笑顔で接客できる姿勢も大切です。

 

※こちらのインタビューは 2022年09月03日 に行われました。

牧野自動車整備有限会社 

インタビュー動画※別ウィンドウが開きます。