経歴

宇都宮高校から宇都宮大学に進学し、卒業後に栃木県庁に入庁いたしました。県職員時代は森林行政や治山工事の設計監督、業務などに携わっていました。県を中途退職後、当社に入りまして、平成12年から約22年間に渡って代表取締役を務めております。

会社の主な業務内容は何ですか?

当社は昭和40年に創業しました。国土交通省、栃木県や県内市町などの官公庁から委託を受けて、道路や河川それらの測量土木設計、その他工事による建物などの移転経費の算出など社会資本の整備に関する調査全般を手がけています。 現在、国家資格取得者を中心に30名の技術スタッフを擁しております。

リーダーとして大切にしていることや、企業として日々果たすべき使命などについてお教えください。

会社の内外を問わず、いろいろな意見を意見や情報を取り入れていくことを心がけています。何らかの決断をする際には、多くの方の考え方や情報を聴くことで、より適切な道を選ぶことができると考えております。

スローガン、事業を行う上で社内の合言葉などはございますか?

当社の名刺にも明記してありますが「郷土の発展に貢献する」が、創業当初からわが社のスローガンとなっております。 また、社是として「信頼」「研鑽」「貢献」の3つを掲げております。 「信頼」とは、お客様から信頼いただけるのはもちろんのこと、社員同士も互いに信頼し合って仕事を進めております。 「研鑽」につきましては、技術の向上には到達点はなく、より高みを目指していくことが重要です。日々研鑽を心がけていくよう、会社全体で努力しております。「貢献」においては、我々の仕事が社会のために役立つよう努力していくことです。 私は、当社では社会資本整備の一端を担っているという自負を持っていきたいと思っております。

今後のビジョン、実現していきたい未来像についてお教えください。

技術サービス業として、最新技術を取り入れて業界のトップを目指していきます。最新の調査機器を導入することはもちろんですが、技術者の養成が必要です。特に若い社員には、最新のスキルを身につけていただけるよう支援しています。

一緒に働くスタッフさん達のために力を入れていること、福利厚生などや働き方についてお教えください。

社員一人一人が会社を代表する気概を持ってやっていきたいと思っております。働き方につきましては、残業時間の短縮や有給休暇の積極的な取得に努めております。今年10月から制度化された「産後パパ育休」にも対応しており、早速年内に取得予定の社員もいます。

インタビュー慣れされていますね。

以前、栃木県庁の前に栃木会館という建物があったんですよね。そこにCRT栃木放送が入っていて、ラジオ番組の収録をしたことがありました。山火事予防を啓発する内容でして、15分くらいの枠の中で県庁の色々な課の担当者が話していましたね。毎年やっていましたので、前任者の原稿があるんです。それを持って行ってやったんですけど、いきなり始まってだんだんと喋ってるうちに声が裏返ってきたりして。取り直すのかと思ったら「はいオッケーです」と(笑)。後で聞くのが恥ずかしかったですね。

今この業界で活躍するためには、どういったスキルや考え方を持っているとよいでしょうか?

AI、IOT、ビッグデータなどデジタル技術の発展に伴って、測量や設計も日々進化しております。若い方には何事にも柔軟な考えを持って対応していくことが重要です。また、当業界では、測量士などの国家資格が非常に有用です。ぜひ資格取得を目指していていただければと思います。

若い世代の方々へメッセージをお願いします。

色々なことにチャレンジする精神を大切にして下さい。どのようなことでも、社会に出てからきっと役に立ちます。学生時代に色々なことにチャレンジしていただければと思っております。

 

※こちらのインタビューは 2022年10月26日 に行われました。

株式会社ニッコー

https://nikko-survey.com/

インタビュー動画※別ウィンドウが開きます。